老後の不安は50歳~64歳では「生活資金」が最多
And Doホールディングスは10月24日、「老後の住まいとお金に関する調査」の結果を発表した。50歳以上の全国873人を対象に、2022年6月14日~6月21日にインターネットで実施した調査である。
調査で「老後に不安を感じることはあるか?」と尋ねたところ、次のような回答が得られた。
「不安を感じる」「少し不安を感じる」と回答した割合は、65歳以上で72.9%。50歳~64歳では84.5%だった。全体的に老後の不安を感じている人が多いが、65歳以上のシニア層の方が老後の不安を感じる人が少ない結果となった。
では、老後についてどのような点に不安を感じているのだろうか。
「自身の健康面」が、65歳以上で59.7%、50歳~64歳では67.9%。「老後の生活資金」が65歳以上で49.7%、50歳~64歳では69.8%。「介護の心配」が65歳以上で46.6%、50歳~64歳では54.7%と上位を占めた。
特に50歳~64歳では「老後の生活資金」が1位で約7割が、老後資金への不安を感じていることが分かった。
持ち家層が準備できている老後資金は1000万円未満
老後資金について、自宅が持ち家の人と賃貸の人に分けて調査したところ、次のような結果が得られた。
持ち家層が老後に必要だと思う資金は1000万円台が26.6%で最多。これに対して賃貸層は、2000万円台が21.6%で最多となっている。
一方、現在準備できている一人あたりの老後資金については、持ち家層では1000万円未満が29.9%と最多で、「現在準備していない」の回答も合わせると40.0%に上った。
(画像はプレスリリースより)
株式会社And Doホールディングスのプレスリリース
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3457/tdnet/2191496/00.pdf