新会社・双日レジデンシャルパートナーが誕生
双日株式会社(以下、双日)は12月1日、ゴールドマン・サックスグループ(ゴールドマン・サックス証券株式会社および、ザ・ゴールドマン・サックス・グループ・インクを中心とするグループ・以下、GS)と共同で、賃貸住宅のバリューアップ事業を手がける新会社「双日レジデンシャルパートナーズ株式会社」を設立したことを発表した。
出資比率は双日が25%、GSが75%となっている。本社所在地は東京都港区西新橋、賃貸住宅の投資運用事業会社との位置づけで、水池祐氏が代表者となった。
国内主要都市の賃貸住宅をターゲットに投資、バリューアップ売却を展開
双日とGSでは、2022年3月23日に、賃貸住宅のバリューアップ事業に取り組む新会社を共同で設立することで合意していた。
今回の新会社設立は、それが実際にかたちとなったもので、日本国内の主要都市における賃貸住宅をターゲットに、年間400~500億円の投資を実施、3~5年かけてバリューアップを施し、その後、売却するというビジネスモデルを展開していく方針という。
新会社の双日レジデンシャルパートナーズ株式会社では、日本国内の賃貸住宅に対し、積極的に投資する方針で、リノベーションなどによる入居需要をアップさせる手法をとり、不動産としての価値を高めるバリューアップを進めていく。
こうした手法は建て替えに比べて環境負荷が少なく、SDGsに配慮したバリューアップ方法でもあり、ESG投資という観点でも評価される有効なものと考えているという。
双日およびGS、双日レジデンシャルパートナーズ株式会社では、持続的成長を実現すべく、国内の賃貸住宅バリューアップを通じ、環境問題にアプローチするとともに、広く人々により良い住空間を提供することで、社会貢献を果たしていきたいとした。
双日株式会社 プレスリリース
https://www.sojitz.com/topics-20221201.php