空室対策メニューを全国展開で充実化
株式会社RealtyBank(以下、RealtyBank)は17日、ホームステージングサポートツール「Digital Staging」の提供において、株式会社アセットコミュニケーションズ(以下、アセットコミュニケーションズ)が運営する、不動産業界大手の「BMクラウド不動産ネットショップ」とサービス提携を開始したことを発表した。
「Digital Staging」は、賃貸物件への入居検討者らが閲覧するオンライン上での物件広告コンテンツを、より高い画質と編集技術を用いながら、圧倒的に速い納品速度、圧倒的に安い提供価格で作成サポートするサービス。スマートフォンのみで依頼から編集確認まで完結させられる手軽さも魅力となっている。
近年はオンライン上で情報をチェックし、物件を決めるユーザーが非常に多くなっているため、インターネットコンテンツの質を上げるバーチャルステージングへの関心が高まっていることも、同社のサービスが注目される背景にある。
RealtyBankによると、同社は不動産売買や賃貸市場におけるホームステージング業務のコストの高さに課題を感じ、この「Digital Staging」開発・提供を開始したという。現在は発注から納品までスマートフォン1台で完結、デジタル加工写真1枚あたり4,980円(税込)平均24時間での納品、修正無料というサービス内容を実現させている。
具体的な生活イメージを描きやすく
アセットコミュニケーションズの運営する「BMクラウド不動産ネットショップ」は、賃貸経営に欠かせない清掃や点検、原状回復などの建物管理サービスに関し、オンラインで手軽に見積もりや発注を可能にしたもの。
ネットショッピングを利用するような感覚で、手軽に協力会社との契約や業務管理、請求管理などの業務も行うことができる。
今回の「Digital Staging」と「BMクラウド不動産ネットショップ」のサービス提携により、ユーザーは空室対策メニューとして、全国対応可能なホームステージングをCG加工で施すバーチャルステージングが利用できるようになった。
バーチャルステージングを利用すると、空室物件へ家具家電などがCG加工で配置され、入居検討者や購入検討者らがより具体的な生活イメージを描きながら、検討を進められるようになる。
オーナーや不動産関連業者は、多様な建物管理メニューとバーチャルステージングを合わせて利用し、手軽な一元管理で入居率の改善を図りやすくなると見込まれる。
なお「Digital Staging」については、サービス提供開始から7カ月となる2023年2月時点で、利用事業者数310社を達成、2023年内には2,000社への拡充を目指して、さらなる機能アップデートや提携を推進していくことも発表された。
株式会社RealtyBankによるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000107866.html