成約件数・価格ともに前年同月比で上昇
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は1月14日、2024年12月期の「月例マーケットウォッチ」を発表した。
発表によると、12月期の首都圏における中古マンション成約件数は3,158件となった。前年同月比7.4%増加し、11月に続いて前年同月を上回った。
成約平米単価は、前年同月比で4.3%上昇の78万500円。2020年5月から56か月連続で上昇している。
成約価格は前年同月比3.2%上昇の4,935万円で、11月に続いて前年同月を上回った。
首都圏・地域別の成約平米単価
地域別の成約平米単価は以下の通りとなった。
東京都区部は、前年同月比9.0%上昇の117万8,300円。2020 年5月から56か月連続で前年同月を上回った。多摩は前年同月比6.6%上昇の54万400円で、4か月連続の上昇となった
横浜・川崎市は前年同月比3.8%上昇し、65万700円。11月に続いて前年同月を上回った。一方、神奈川県他地域は前年同月比5.2%下落の43万3,600円となり、4か月ぶりの下落となった。
埼玉県は前年同月比1.3%上昇の45万3,400円で、6か月連続で前年同月を上回った。千葉県は前年同月比8.1%上昇の39万6,000円で、11月に続いて前年同月を上回った。
(画像はプレスリリースより)
季報 MarketWatch サマリーレポート(2024年12月期)-公益財団法人東日本不動産流通機構
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_202412_summary.pdf