収益マンション開発本格始動へ
総合不動産サービスを展開する「AVANTIAグループ」の株式会社プロバンクホーム(以下、プロバンクホーム)は17日、都内で不動産開発事業を手がけるフジケン株式会社(以下、フジケン)と業務提携契約を締結したことを明らかにした。
新事業として進める不動産投資家向けの「一棟収益マンション開発」を本格始動させることを目的とした提携で、壁式RC構造に特化した共同住宅物件の販売事業を強化させていくとする。
AVANTIAグループでは、不動産投資における需要は、今後も首都圏を中心に底堅い推移をみせると考えており、投資家向けの一棟収益マンション開発は、新たな収益事業としての成長が見込めると判断したという。
そのため、この事業分野における豊富なノウハウと実績を有するフジケンと連携、JV事業として東京都豊島区に第1号となる開発物件の建築を進めており、2025年1月下旬にも竣工予定としている。このほかにも、さらに10棟の開発が進行中であるとされる。
高い利益率と短い回転期間での開発を特徴に
今回、この事業を本格的に拡大させていくべく、プロバンクホームとフジケンで業務提携を結ぶこととなった。プロバンクホームは、AVANTIAグループの信用力や、15年超に及ぶ首都圏での事業実績を強みとして活かし、またフジケンは壁式RC構造建築のノウハウとAIを活用した効率的用地情報収集を強みとする。
この2社それぞれの強みを活かすことにより、高い利益率と短い回転期間での開発が可能な「壁式RC(鉄筋コンクリート)構造」に特化した収益物件を提供していけるとした。
壁式RC造による共同住宅の場合、高層化が困難であることや、リフォーム時の間取り変更の難しさ、開口部に制限が発生するといったデメリットがあるものの、建物内部空間を広く使用できること、室内凹凸がなく家具の配置がしやすいことなどにメリットが見込める。
また、気密性・防音性にも優れ、コストを抑えた建築が行える点も大きなメリットとなる。
株式会社AVANTIA プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000153458.html