全国の住宅総合指数は141.3
国土交通省は2月28日、2024年11月および2024年第3四半期分の「不動産価格指数」を公表した。これは、2010年平均価格を100とした指数である。
発表によると、11月における全国の住宅総合指数は、前月比で1.5%上昇し141.3となった。
用途別の指数をみると、「住宅地」は同1.6%増の116.8、「戸建住宅」は同1.4%増の118.5、「マンション(区分所有)」は同1.0%増の207.2だった。
三大都市の住宅価格動向
東京都の住宅総合指数は、前月比1.3%増の168.5。このうち「住宅地」は同0.5%減の136.7、「戸建住宅」は同0.3%減の131.6、「マンション(区分所有)」は同2.3%増の212.2 となっている。
愛知県の住宅総合指数は、同0.7%増の123.5。このうち「住宅地」は同3.6 %増の109.4、「戸建住宅」は 1.3減の110.6、「マンション(区分所有)」は同0.5%増の196.4である。
大阪府の住宅総合指数は、同1.2%増の147.2。このうち「住宅地」は同1.4%増の125.1、「戸建住宅」は同4.7%増の124.1、「マンション(区分所有)」は同1.2%減の202.8となった。
第3四半期の商業用不動産価格指数
第3四半期の全国における商業用不動産の不動産価格指数は、前期比0.7%増の143.6となっている。
種類別の価格指数は、店舗は同3.7%増の159.7、オフィスは同3.1%増の179.2、一棟マンション・アパートは同2.0%増の167.7だった。
(画像はプレスリリースより)

国土交通省のプレスリリース
https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/content/001867677.pdf