融資活用と物件管理の効率化をサポート
保有不動産物件の適正賃料がすぐに分かる査定システムを提供するスマサテ株式会社(以下、スマサテ)は25日、不動産オーナー向けの物件管理支援と融資情報に関する新たな取り組みを開始したことを発表した。
物件管理を一元的に扱える「COSOJI」サービスの運営元であるCOSOJI株式会社(以下、COSOJI)と提携し、「COSOJI」の融資情報・物件管理プラットフォームとの情報共有を推進、オーナーの経営選択肢拡大を図っていく。
具体的には、スマサテの「スマサテ for Owners」が提供する不動産経営支援サービスと、COSOJIの融資情報や物件管理の一見プラットフォームを活かし、融資の活用方法拡大や物件管理の効率化を支援、不動産オーナーがこれまで以上に柔軟で戦略的な経営を行いやすくするとしている。
金融機関との連携強化やカバー情報の拡充も進める方針
「スマサテ for Owners」は、賃貸住宅の賃料ビッグデータをベースに提供する不動産業者向けAI賃料査定システム「スマサテ」の知見を活かして設計された、不動産オーナー向けの賃料査定サービスシステム。
わずか2ステップ、最短10秒でAIの自動算出により提示する適正賃料の査定結果や、事例物件の情報をオーナーがいつでも自由にチェックできる。利用料無料、スマートフォン対応で使いやすく、マンション・アパートはもちろん、戸建て物件にも対応、物件買付時に情報収集したり、入居者募集時の賃料決定の参考としたりすることが可能となっている。
一方の「COSOJI」は、物件管理基盤として機能する「不動産管理プラットフォームCOSOJI Hub」を中核とするサービスで、現場業務の効率化を支援する外注サービス「COSOJI BM」や、緊急対応の「COSOJIレスキュー」など、多角的なサポートをそろえる管理業務DXサービスとして好評を得ている。
今回の取り組みにより、「スマサテ for Owners」は、全国金融機関の融資情報をまとめた「融資事例大全」を無償提供する。この資料により、どの銀行が投資用不動産に融資を実行しているか、成功事例や交渉ポイントはどんなものかなど、実践的情報を網羅的に得られるという。
不動産オーナーはこれを参考にしつつ、より有利な融資条件を引き出しやすくなるとみられる。
またCOSOJIでは、新たに「COSOJIローン」の提供を開始する。これは全国の地方銀行・信用金庫との関係を密に構築し、オーナーが融資提案を受けやすくする仕組みとして提供するものになる。
空き家購入資金だけでなく幅広い資金ニーズに対応した、無担保消費性ローンとして提供されるため、不動産オーナーにとっては、大きく資金調達の選択肢が広がると期待される。
スマサテとCOSOJIでは、不動産経営における融資情報の透明性向上と、オーナーが持てる選択肢の拡充、そうした環境構築を目標としており、今後はさらなる金融機関との連携強化や、より多くのエリア及び物件タイプをカバーする情報提供に努めていくともした。

スマサテ株式会社 プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000017292.html