商業施設とホテルからなる複合施設を2020年に開業
スターツコーポレーションは11月1日、京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」活用事業の公募型プロポーザルの事業者として優先交渉権者に選定され、京都市と基本協定を締結したと発表した。
「賑わいゾーン」活用事業では、京都の「食」と「職」をテーマとした商業施設とホテルの複合施設を、2020年の開業する。
また開発地については、京都市との間で60年間の一般定期借地権設定契約を締結する予定だ。
商業施設にはメディアを活用して集客
開発事業地は、2019年春に開業予定のJR嵯峨野線新駅に隣接しており、京都市中央卸売市場第一市場や周辺エリアのさらなる賑わいの創出が期待される。
施設は地上8階建てとなる予定で、1階と2階には京都市中央卸売市場の食材を活用した飲食店、京都の伝統工芸品の販売店、伝統文化や伝統産業について「学び」と「体験」ができる施設、観光情報センターなどを設置。
3階から8階は、国内外からの観光客をターゲットとした、約200室のホテルを計画している。
また、商業施設への集客効果を高めるための仕掛けとして、グループ会社のスターツ出版が発行する『OZマガジン』や、webサイト「OZモール」など、30代女性をメインターゲットとするメディアも活用する方針だ。
(画像はプレスリリースより)
スターツコーポレーション株式会社のプレスリリース
https://www.starts.co.jp/