中古マンション成約件数は前年比プラス6.1%
近畿圏不動産流通機構(近畿レインズ)は10月23日、「近畿圏不動産流通市場の動向/マンスリーレポート No.058(2017年10月号)」を発表した。
近畿2府4県の9月の中古マンション成約件数は1,401件、前年同期比プラス6.1%で前月のマイナスから再び増加。成約平米価格は30.7万円/平米、同プラス4.2%で56か月連続上昇。
中古戸建成約件数は809件、前年同期比プラス5.2%で3か月ぶりの増加。成約価格は1,959万円、同プラス1.1%で2か月連続で前年同月を上回っている。
中古戸建住宅の成約件数、9地域中6地域で前年比増加
エリア別の9月の中古マンション成約件数は対象9地域中7地域が前年比で増加し、8月と比べ増加エリアは5地域増加。成約平米価格は5地域が前年比で上昇し、上昇エリアは前月比で2地域減となった。
成約件数では、大阪市や京都市、京都府他、滋賀県は2桁増。成約平米単価では、大阪府他と兵庫県他は前年比・前月比ともに上昇し堅調な動きとなった。一方、神戸市、京都府他、滋賀県、奈良県は前年比で下落している。
エリア別の9月の中古戸建住宅成約件数は9地域中6地域が前年比で増加し、8月比で3地域増えた。また、成約価格は4地域が前年比で上昇したが、上昇エリア数は8月比で2地域減となっている。
(画像は近畿レインズ公式サイトより)
近畿レインズ マンスリーレポート No.058(2017年10月号)
http://www.kinkireins.or.jp/monthlyreport/