住宅ローンの新規貸出額は5兆1504億円
住宅金融支援機構は3月23日、2017年10~12月期の「業態別の住宅ローン新規貸出額と貸出残高」を発表した。
これによると、2017年10~12月期の住宅ローン新規貸出額は、前年度の同期に比べて9.7%減の5兆1504億円だった。
業態別の内訳をみると、国内銀行は対前年度同期比10.3%減の3兆5263億円。信用金庫は同12.7%減の4129億円。信用組合は同6.8%減の548億円。のきなみ減少している。
一方で労働金庫は対前年度同期比4.4%像の4569億円。生命保険会社は、同17.0%増の246億円、住宅金融専門会社等は、同49.4%増の326億円となっている。
また、住宅金融支援機構のフラット35(買取型)は、対前年度同期比15.8%減の6314億円。住宅金融支援機構の個人向け直接融資は同24.8%増の109億円だった。
「業態別の住宅ローン新規貸出額と貸出残高」とは?
「業態別の住宅ローン新規貸出額と貸出残高」は、日本銀行の統計資料や各機関への照会によって集めたデータを元に、業態別の住宅ローンについて、新規貸出額や貸出残高の状態を調査したもの。
1989年度から定期的に実施されており、業態別に住宅ローン利用状況の推移がわかる貴重な資料となっている。
(画像は、住宅金融支援機構のホームページより)
業態別の住宅ローン新規貸出額及び貸出残高の推移:住宅金融支援機構
https://www.jhf.go.jp/files/400345499.pdf