中古マンション成約件数は1月に続いて前年同月を下回る
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は3月12日、「月例速報 マーケットウオッチ 2018年2月度」を発表した。
2月の首都圏中古マンションの成約件数は、3,424件、前年比1.1%減で、1月に続いて前年同月を下回った。中古戸建の成約件数は、1,017件、前年比13.3%減と2ケタの減少となり、1月に続いて前年同月を下回っている。
中古マンション、成約平米単価、成約価格は62か月連続で前年比プラス
2月の首都圏中古マンションの成約平米単価は51.19万円/平米、前年比3.9%増、成約価格は3,353万円、同6.4%増でともに62か月連続で前年同月を上回った。
地域別中古マンション成約件数では、東京都区部は1,414件と前年比で1.6%減少し、1月に続いて前年同月を下回った。多摩は348件で前年比0.3%増加となった。
神奈川県の横浜・川崎市は615件と前年比で1.8%増加。神奈川県他は248件、前年比3.8%増加し、3か月ぶりに前年同月を上回った。埼玉県は392件、前年比で6.0%減少し、5か月連続で前年同月を下回った。千葉県は407件と前年比で2.4%減少し、3か月連続で前年同月を下回った。
2月の中古戸建住宅の成約価格は3,188万円で前年比3.4%増加、6か月連続で前年同月を上回った。
地域別中古戸建住宅成約件数では、東京都区部は174件、前年比18.7%減少と2ケタ減となり3か月ぶりに前年同月を下回った。多摩は140件、前年比11.9%減少で、5か月連続で前年同月を下回った。
神奈川県の横浜・川崎市は177件、前年比で1.1%減少。神奈川県他は125件、前年比で11.3%減少し、1月に続いて前年同月を下回った。埼玉県は183件、前年比24.7%減少し、1月に続いて前年同月を下回った。千葉県は218件、前年比で8.0%減少し、3か月連続で前年同月を下回っている。
(画像は東日本不動産流通機構公式サイトより)
東日本不動産流通機構 「月例マーケットウオッチ」
http://www.reins.or.jp/trend/mw/index.html