2017年、マンション価格が最も上昇して駅は?
マンションマーケットは4月20日、「東京23区駅 2017年価格上昇率ランキング」を発表した。
同社が運営するマンション相場の情報サイト「マンションマーケット」のデータを元に、東京23区にある駅周辺のマンションの平均平米単価を算出し、2017年1月と同年12月の価格を比較して上昇率が高い駅をランキングしたもの。
これによると2017年にマンション価格が最も上昇したのは、都営大江戸線「新宿西口」駅だった。上昇率は約10.42%。平米単価は2017年1月の73万9012円から、12月には81万5999円まで値上がりした。
2位は練馬区の西武新宿線「上石神井」駅。3位は大田区の東京モノレール羽田空港線「整備場」駅となっている。
インバウンド需要の高い東東京エリアに注目!
4位以降には台東区の「京成上野」駅や足立区の「西新井」駅などがランキングしている。エリアにバラつきがあるものの、全体的にみると
東東京エリアの値上がりが目立つ。
30位までのランキングを見ても、
西東京エリアは26位の「千駄ヶ谷」駅くらいで、それ以外はおおむね東東京エリアが占めている。
東東京エリアの中でもトップ10内にランキングしている、3位の「整備場」駅(大田区)、4位の「京成上野」駅(台東区)、6位の「昭和島」駅(大田区)、9位の「御徒町」駅(台東区)に共通している理由として、インバウンド需要が狙えることが挙げられる。
これらのエリアには外国人観光客が多く訪れており、消費が高まっている。これによる物価の上昇に伴い、マンション価格も値上がり傾向にある。特に2018年から民泊に関する新しい法律ができ、民泊が合法化されたのが大きい。
マンションマーケットによると、
大田区は羽田空港の利用のしやすさからニーズが高まると考えられますし、上野は観光地として盛り上がると考えられます
(プレスリリースより)
とのことだ。
(画像はプレスリリースより)
株式会社マンションマーケットのプレスリリース
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