東京カンテイ、2018年9月の新築木造一戸建て住宅平均価格を発表不動産投資ニュース.com

東京カンテイ、2018年9月の新築木造一戸建て住宅平均価格を発表

　2018年10月12日 14:00

平均価格について、エリア別に調査

株式会社東京カンテイは、2018年10月10日、プレスリリース『主要都市圏・主要都市別／新築木造一戸建て住宅平均価格月別推移』を発表した。

同リリースは、2018年9月における新築木造一戸建て住宅の平均価格について、エリア別に調査した結果をまとめたもの。敷地面積が100平米以上300平米未満で、最寄り駅からは徒歩30分以内、そして木造で土地・建物共に所有権の物件が、調査対象となっている。

首都圏、1都3県全てが3ヵ月連続で前年比プラス

2018年9月の首都圏における新築一戸建て住宅の平均価格は、3825万円となった。前月比ではプラス0.2％となり、僅かな上昇率ではあるものの2ヵ月連続の上昇を示している。

都県別に見た場合、東京都はプラス0.4％の4649万円で、2ヵ月連続の上昇をマーク。神奈川県は、プラス2.7％の4151万円で、4ヵ月ぶりに上昇へ転じた。千葉県は、マイナス0.7％の3121万円となり、3ヵ月ぶりに反転下落。埼玉県も、マイナス1.9％の3323万円となり、3ヵ月ぶりに下落へ転じている。

なお首都圏の前年同月比を見た場合、東京都はプラス0.4％、神奈川県がプラス9.7％、千葉県はプラス14.1％、埼玉県もプラス7.9％と、1都3県全てが3ヵ月連続で前年比プラスとなった。

近畿圏・中部圏・福岡県、いずれも下落

近畿圏の価格は、前月比マイナス0.2％の2945万円となり、2ヵ月連続で下落した。府県別に見ると、大阪府は上昇したものの、兵庫県と京都府が弱含む形となっている。

中部圏は、マイナス2.0％の3053万円で、下落へ転じた。愛知県は、マイナス1.2％の3249万円で反転下落を示している。

福岡県は、マイナス4.0％の2857万円となり、下落へ転じた。

（画像はプレスリリースより）