新設住宅着工戸数、2か月振りの減少
東京都は12月6日、「平成30年10月の新設住宅着工」の取りまとめを公表した。
これによると、東京都内の新設住宅着工戸数は1万2,176戸。前年同月に比べて持ち家が増加したものの、分譲住宅と貸家が減少し、全体で4.4%減。2か月振りに減少へと転じた。
利用関係別でみると、持ち家が1,514戸。前年同月比14.9%増で、2か月連続で増加している。貸家は前年同月比4.6%減の6,476戸で、2か月振りの減少。
分譲住宅は4,102戸だった。前年同月比で10.9%減少しており、3か月連続での減少となった。内訳ではマンションが2,277戸。前年同月比22.3%減で、3か月連続の減少。一戸建ては前年同月比13.5%増の1,763戸で、2か月連続での増加となった。
都心3区の3か月連続で減少
地域別でみると千代田区、中央区、港区の都心3区が309戸。前年同月比11.2%減で、3か月連続で減少している。
千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、渋谷区、豊島区の都心10区は、前年同月比0.7%減の2,983戸で、2か月振りの減少となった。
東京23区全体の着工戸数も、前年同月比9.7%減の9,429戸。2か月振りに減少へと転じた。一方、市部は前年同月比19.2%増と2か月連続で増加しており、2,710戸だった。
東京都のプレスリリース
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