前年同月比で8か月連続ダウン
アットホームは1月30日、「12月 首都圏の新築戸建・中古マンション価格動向」を発表した。
アットホームの不動産情報ネットワークにて成約した、首都圏における2018年12月期の新築戸建・中古マンションの登録価格と成約価格についての市場動向を調査・分析したもの。
調査結果から中古マンションについてみてみると、2018年12月における首都圏中古マンションの成約価格は、平均で2,733万円。前月比で3.9%上昇し、プラスへと転じた。成約が最多で価格水準も高い23区で平均価格は下落したものの成約数が増加したことや、横浜市・川崎市の価格上昇などが要因と考えられる。
成約価格は前月比ではプラスに転じたが、前年同月比では6.5%の下落となり、8か月連続でマイナス傾向が続いている。その一方で東京23区および神奈川県の平米単価は、2009年の調査以来、過去最高を記録した。
価格指数は5.1ポイントアップ
2009年1月の価格を100とする1戸あたりの価格指数をみると、成約物件では前月比5.1ポイント上昇の137.2。再びプラスへと転じた。登録物件の価格指数は6か月連続で上昇している。
平米当たり成約価格指数も前月比10.6ポイント上昇の151.0で、こちらも再びプラスとなった。
(画像はプレスリリースより)
(アットホーム調べ)
アットホーム株式会社のプレスリリース
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