データベースに登録された価格をもとに算出
株式会社東京カンテイは、2019年4月9日号 東武東上線沿線エリア(柳瀬川駅~東松山駅間)における駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに算出されたもの。同社は2019年4月2日に、同線の池袋駅~志木駅間における駅別中古マンション価格を発表している。
柳瀬川駅~東松山駅間の最高値は、ふじみ野駅
2018年10月から12月までの期間に集計が行われた今回の発表によると、東武東上線全線における中古マンションの坪当たりの平均価格は、157万円となった。1年前に比べると、価格で10万円、割合で6.8%の上昇を果たしている。
今回発表された同線柳瀬川駅~東松山駅間で最高値をマークしたのは、ふじみ野駅の129万円。4%台の下落を示したものの、前年・前々年に続き同区間内での首位を維持した。同駅エリアは、築年の上積みが見られるが、同線区間内では比較的築浅の物件が多いと、東京カンテイは指摘している。
取引が活発な柳瀬川駅、100万円台が目前の上福岡駅
東京カンテイは、柳瀬川駅が8%台の上昇を果たし、2年前の水準にまで回復した点に注目。同駅エリアは、築古物件の割合こそ高いがファミリー向け物件を中心に取引は活発であると、考察している。
また同社は、上福岡駅が2桁上昇を見せ、100万円の大台が目前となっている点にも注目。さらに、事例数が今回の区間内では最多となった川越駅の堅調ぶりも、指摘している。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/東武東上線2 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/588