2月の新設住宅着工数は7万1966戸
国土交通省は3月29日、平成31年2月の住宅着工の動向について公表した。
それによると、平成31年2月の新設住宅着工戸数は7万1966戸。貸家は減少したものの、持家と分譲住宅が増加したため、前年同月比で4.2%の増加となった。
なお季節調整済年率換算値では、前月比10.9%増の、96.7万戸である。
貸家が6か月連続で減少
2月の住宅着工戸数を利用関係別にみると、持家の着工戸数が前年同月比9.9%増で、5か月連続で増加している。季節調整済年率換算値では、前月比2.6%増である。
一方、貸家の着工戸数は前年同月比5.1%の減少となり、6か月連続で減少傾向が続いている。季節調整済年率換算値では、前月比12.8%の増加となった。
分譲住宅の着工戸数は前年同月比11.4%の増加となり、7か月連続での増加。季節調整済年率換算値では、前月比2.0%増となっている。
なお分譲住宅の内訳をみると、分譲マンションの着工戸数が前年同月比10.5%増で、7か月連続での増加。
分譲一戸建住宅の着工戸数も前年同月比12.2%増となり、3か月連続で増加している。
(画像はプレスリリースより)
国土交通省のプレスリリース
http://www.mlit.go.jp/common/001282573.pdf