最寄り駅から徒歩30分以内の物件が対象
株式会社東京カンテイは、2019年5月13日、『主要都市圏・主要都市別/中古木造一戸建て住宅平均価格 月別推移』2019年4月版を発表した。
同リリースにおける「価格」は、敷地面積が100~300平米で、最寄り駅から徒歩30分以内といった条件を満たす中古木造物件を対象として、算出されたもの。
東京都、3ヵ月ぶりの反転下落
同リリースによると、2019年4月の首都圏における中古一戸建て住宅価格は、3224万円となった。前月比ではマイナス11.6%となり、2ヵ月連続で大きな下落を示す結果となっている。
都県別に見た場合、東京都は前月比マイナス11.7%の5170万円となり、3ヵ月ぶりの反転下落と、2018年2月以来の低水準ぶりを示した。千葉県も、マイナス4.8%の2159万円となり、6ヵ月ぶりの反転下落をマーク。神奈川県もマイナス4.7%の3474万円で3ヵ月連続の下落となり、また埼玉県もマイナス5.7%の2385万円で2ヵ月連続の下落を示している。
大阪府、マイナス11.3%で大きく下落へ転じる
2019年4月の近畿圏における中古一戸建て住宅価格は、2516万円となった。前月比ではマイナス4.8%となり、下落へ転じている。府県別で見ると、京都府はプラス3.5%で反転上昇を果たしたが、大阪府はマイナス11.3%で大きく下落へ転じている。
中部圏は、マイナス1.0%の2263万円となり、反転下落をマーク。愛知県も、マイナス7.2%の2708万円で下落へ転じた。
福岡県は、マイナス13.7%と大きく反転下落し、1928万円となった。ただし、前年同月比はマイナス1.5%であり、価格水準の大きな変動は生じていない。
(画像はプレスリリースより)
主要都市圏・主要都市別/中古木造一戸建て住宅平均価格 月別推移 4月 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/