東京23区の成約数は2桁減
アットホームは5月27日、4月期の首都圏における賃貸物件の市場動向を発表した。アットホームの不動産情報ネットワークにて成約した賃貸物件の、物件成約数および成約賃料をまとめたデータである。
データによると、4月の首都圏における居住用賃貸物件ねの成約数は1万6775件。前年同月比で8.6%減少し、5か月連続でのマイナスとなった。
最も成約数の多い東京23区が前月に続き同2ケタ減となるなど、埼玉県以外の各エリアが減少。しかしながら減少幅は各エリアとも前月に比べて縮小しており、やや回復傾向がみられる。
微増ながらもプラスに転じた埼玉県では、中古物件が増加。マンションは2か月連続で減少しているものの、アパートは5か月連続での増加と堅調に推移している。
平均賃料はマンション8.70万円、アパート6.06万円
首都圏中古物件の成約物件における1戸あたりの平均賃料は、マンションが8.70万円。前年同月比1.1%下落し、4か月連続でマイナスとなっている。アパートは6.06万円で前年同月比3.0%の下落、3か月連続でのマイナス。
賃料を指数でみると、マンションは88.3で前月比1.3ポイントの下落。アパートは95.3%で、前月比0.5ポイントのマイナスとなった。
なお、賃料指数は2009年の各月の平均賃料を100としたものである。
(画像はプレスリリースより)
アットホーム調べ
アットホーム株式会社のプレスリリース
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